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液状化現象の原因・メカニズム

間隙の多い砂地盤が地下水位以下にある場合、間隙は完全に水で飽和されます。地震が発生して地盤が激しく揺すられると、地盤の動きに対して水の動きがついていけなくなります。一方、隙間の多い砂は激しく揺すられると次第に締め固められ密になっていきます。

液状化現象が起こると…

そのため、水は粒子間の隙間から逃げ出せなくなり、砂粒子の隙間で、粒子と粒子に強く圧縮され、間隙中の水の圧力が急激に増加します。この圧力により砂粒子の摂食が失われ、砂粒子一つ一つが水流に浮かんだような状態になります。これを液状化と呼びます。

液状化現象は、地盤がまったく強度を失うだけでなく、地盤が液体状になるため、浄化水槽など、堆積に比べて自重が小さい構造物が全て浮き上がってきます。そのため、ライフラインが甚大な被害をうけることもこの現象の特徴です。

液状化現象を抑制するためには、建物の下部地盤が地震動で動かないように拘束する、排水性をよくする、締固め・良質土置換などによりよく締まった砂地盤にするなどの方法がありますが、これらの工法の採用にかかるコストは多額で、戸建て住宅規模の建築物に対しては十分な対策がなされていません。

液状化の可能性が高い地域は各市町村である程度とりまとめられており、不動産業者は、このような情報を、直接、消費者に提供できる唯一の職種といえ、災害による被害を抑制する役割を担う者ではないでしょうか?

本に書いてあったことではないですが、最近では新しい液状化現象に強い地盤改良工法が開発され、中には戸建てにも使えて、コストも高すぎないものもでてきています。
参考リンクを下記に張っておきますので、戸建て住宅に液状化対策を施したい方はぜひどうぞ。
ジオクロス ユビファ工法(シート工法)の液状化に関するまとめ