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不同沈下① 施工精度に起因するもの

自然の地盤は長い時間をかけて川や雨や洪水によって流れてきた土が堆積して出来上がったもので、一般的な住宅の敷地面積程度であれば比較的均質で、住宅のこちらの端とあちらの端で極端に地盤の硬さが違うということはあまりありません。

ところが、盛土や埋土といった人工地盤は、人間が締め固めるので、敷地内で硬さが異なる場合や、地盤内に隙間ができてしまう場合があります。これは、締固め機械の大きさや擁壁付近では激しい振動を与えられないなどの施工上の問題に起因して必ず発生するものです。

また、あってはいけないことですが、過去になされた工事では、沼地にコンクリート片や木片などさまざまな産業廃棄物を投棄した上にきれいな土を盛り宅地とした例が多々あります。この場合、コンクリート片とコンクリート片の間には大きな隙間があるなど、非常に不均質な地盤が形成されます。

このような建物建設予定地内の地盤に、硬い(あるいはすき間の小さい)ところと柔らかい(あるいはすき間の大きい)ところがある場合、場所によって、建物の重さによる沈下量が変化することになります。このような沈下を不同沈下と呼びますが、これにより住宅は大きく傾くことがあります。

一般に、完成後1年未満は盛土や埋土は、付近室で不同沈下しやすいと言われています。