ホーム » 地盤に起因するリスク

スポンサードリンク

地盤に起因するリスク

宅地に適した平地を作り出すために、現在の地盤上に土を盛り立てたり(盛土)、山を切り取ります(切土)。簡単あん工事のように思われがちですが、地盤そのものが複雑なうえに、人工的に地盤を作り出すため、土や地盤のことを十分に知らずにはなしえない工事です。この点を理解せずに造成工事や住宅の建設を行うと、不同沈下などのトラブルによる損害賠償額は工事費を上回る場合もあることから、地盤は、不動産業にとって大きなリスクといえます。不動産業において地盤に関するリスク(企業活動にかかわる危機)は、その発生時期で以下のように分類できますが、いずれも、経営を圧迫するほどの大きなリスクといえます。

①造成工事のリスク
②造成地の受け渡し時のリスク
③販売時のリスク

現在、これまで人が住まなかった地域に開発の手が伸びており、地盤に関するリスクは増加傾向にあります。

地盤管理

国土交通省は平成13年に地盤調査法とその評価に関する告示、平成18年には宅地造成に関する法律の改正、(財)住宅品質保証機構は地盤保証制度を開始するなど、行政側から地盤に関するリスクの低減を狙う動きが活発化しており、消費者の地盤への注目度は今後ますます高まるものと考えられます。そのなかで健全で信頼できる企業を維持するためには、これらのリスクを管理する必要があります。