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事前調査① 地盤調査と地盤設計

走性による地盤の働きを詳しく知るためには地盤調査が必要となります。ただし、地盤調査は、予備調査と本調査の2段階で実施し、無駄な調査の実施を避ける必要があるでしょう。

予備調査では資料調査などは簡易な調査方法で軟弱地盤の有無とその程度・敷地内での分布状況などを確認します。このとき、敷地内の地盤の推積状況をできるだけ詳しく把握できるように、調査計画をたてることが望ましいと言えます。その結果、軟弱地盤がなく、造成工事により深刻な問題が生じないと判断される場合、地盤調査は終了です。もし問題が発生が懸念される場合は、本調査に移行します。

本調査では、予備調査結果に基づいて計画を立て、ボーリング調査(地盤に孔をあけて行う地盤調査法のひとつ)、土の採取、土質試験などを実施し、土の特性を把握します。その結果を用い造成工事中の地盤の働きを予測し、必要な場合は、軟弱地盤対策工の検討を行います(このような、地盤に関する設計を地盤設計と呼びます)。

予備調査は一般の地盤調査会社で十分対応可能ですが、本調査や地盤設計は、地盤に関する高度な知識が必要となるので、土と基礎を専門とする専門家がいる地盤調査会社や建設コンサルタント(専門知識を活かし、最善の設計・施工方法の提案を行う企業)の活用をお勧めします。

前述のように、地盤調査や地盤設計にはコストが発生しますので、工事規模やリスクの大きさに応じて、これらの精度を設定する必要があります。