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災害時の地盤破壊など② 豪雨による冠水や土石流

災害:豪雨・冠水近年温暖化の影響で異常気象が続いていると言われています。この影響で、局地的な集中豪雨(いわゆるゲリラ豪雨)による大規模な水害が頻発しています。そのたびに住宅が床下あるいは床上浸水したことが報道されています。

近年の住宅は、高気密化が進んでおり、基礎からの排水性が極めて悪い状態にありますので、一度冠水するとポンプなどで強制排水しなければ水が抜けません。このため、冠水することは、これまでの住宅以上に致命的な被害をもたらす可能性があると言えます。

洪水の記録は、市町村に保存されているので、冠水した履歴のある地域を開発する場合は、過去の水位を調査しその水位以上に敷地を上げておくなどの対策が必要でしょう。

また、豪雨時に決まったように発生するのが土砂崩れです。平成12年に土砂新法(土砂災害警戒区域における土砂災害防止対策の推進に関する法律)が施行され、土石流などの土砂災害が発生する可能性が高い、あるいは発生したことのある地域は、土砂災害特別警戒区域に指定され、開発行為や構造物の構造が規制を受けます。

なお、造成時に人工的にできる斜面については、宅地造成等規制法により、斜面の高さや傾斜角、擁壁の形状などが細かい規制がなされます。

豪雨や土砂災害は人命を奪います。災害時に被害を受けそうな造成地を見かけることが多々あります。宅地に提供者となる不動産業者は、住民の安全を考えた宅地の提供を目指して下さい。