ホーム » 事後調査① 地盤調査と地盤評価

スポンサードリンク

事後調査① 地盤調査と地盤評価

地盤評価造成地盤の品質評価のために事後調査を実施します。この時、測定点は複数とし、造成地盤の均質性を必ず確認しましょう。

人間が作った地盤は、一般に付近質で、部分的に硬軟があるばあいがあります。この硬軟の違いが不同沈下の原因となりますので、均質性を確認できない場合、その旨を買主に伝える必要があります。たとえば、販売する敷地の一点でしか地盤調査をしていない場合、敷地内での地盤の硬軟の差は把握できませんので、買主には、土地購入後に地盤調査を実施することを勧めて下さい。

なお、盛土や埋土を行った人工地盤はは、造成完了後一年未満は、不均質な地盤と考えることが一般的です。

ところで、宅地の品質評価は、後述するスウェーデン式サウンディング試験や標準貫入試験の結果を用いて、地盤の許容支持力や沈下量を推定することでなされます。しかし、許容支持力や沈下量の推定手法はさまざまで、どの推定手法を使用するかは設計者に委ねられます。

より精度の高い地盤評価を行うためには、土の乱さないサンプル(土を自然状態のまま抜き出したもの)を採取し、土質の試験を実施して、設計が妥当であったかどうかを判定する必要があります。

なお、地盤の強度などは、現状の状況を再現した力学試験をしなければ正確な値を得ることはできませんので、これらの計画と実施は、地盤調査コンサルタント業者などの地盤専門業者に依頼することが得策でしょう。