ホーム » 造成工事中のリスクを回避するために

スポンサードリンク

造成工事中のリスクを回避するために

怒る

宅地をつくるために軟弱地盤上に盛土をする、あるいは傾斜地を切土するなどの造成工事を行った結果、近隣の家が傾く、隣接する水路や擁壁が動くという事故が発生する場合があります。あるいはすでに造成されている谷埋め盛土の下方で大規模な掘削工事を行ったため、谷埋め盛土が働き出したという事例もあります。

このような事故は、規模の大小にかかわらず、近隣で発生した被害に対する損害賠償が発生します。近隣のへの謝罪、裁判など実業以外に多くの時間を割かなければいけなくなります。

さらに、賠償問題が落ち着くまで工事は中止となる場合、投資資金回収の遅延により企業の資金計画が大幅に乱れることが危惧され、経営の危機に瀕することも考えられます。

このリスクを回避するためには、
①事例の地盤調査を十分に行い、②工事による周辺地盤の働きを予測し、③それにたいする工事計画を立案することです。
さらに、④工事中の事故に対して十分責任を果たせる資金力のある業者を選択する、⑤契約時に事故発生時の責任の所在を明確化しておくことも重要です。

このような対策にはコストが発生しますが、造成中に事故が発生してしまえば、結局事業の採算性が急激に低下します。このため、これらの費用を事業計画に盛り込むことが、最大のリスク管理手法と言えます。